きゅうりは賛否両論あり中期から食べさせる方もおられるようですが、私の市町村の保健センターにいる栄養士に確認したところ初期からでも食べて問題ないとのことでした。
冬は値段が高いですが、夏は安くなりますし、彩りもよく扱いやすいです。
また青臭さに早くから慣れて貰うため、私は生後6か月から食べさせていました。
これは個人的な話ですが、うちのパパがきゅうりが大嫌いなので、息子も同じように嫌いにならないようにしたいという思いもありました。
それでは、下処理方法とレシピを写真付きでご紹介しましょう。
Contents
1回分のきゅうりペーストの下処理はレンジで簡単に
きゅうりの下処理は、すりおろすだけで食べさせることができますが、私は念のためレンジで加熱していました。以下にレンジの使用方法を記載します。
![]() |
きゅうりはピーラーなどを使って厚めに皮をむきます。 |
---|---|
![]() |
必要量をラップに包んで、レンジで600w40秒ほどチンします。 |
![]() |
きゅうりが柔らかくなったら、 |
![]() |
すりつぶし器を使ってペースト状にしてから |
![]() |
裏ごし器を使って裏ごししましょう。 |
![]() |
左図のようにきれいな緑色のペーストができあがりました。 |
最初にも記載しましたが、生のまますりおろしてから温めるという方法でもよいでしょう。
私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。
きゅうりをまとめてブレンダーでペーストにして、冷凍保存する方法
きゅうりはまとめて下処理を行ってから冷凍保存しておくことができます。この方法にすることで、面倒な処理の野菜を積極的に離乳食に取り入れることが出来るのでおススメです。
![]() |
皮をむいたきゅうりを火が通りやすいようにカットします。 |
---|---|
![]() |
沸騰した湯で2~3分ほど茹でましょう。 |
![]() |
茹でたきゅうりをブレンダーに入れて、 |
![]() |
きゅうりペーストの出来上がり。 |
![]() |
これを、冷凍保存用の容器に流し込みます。しっかり蓋をしたら冷凍庫で凍らせます。 |
![]() |
しっかり凍ったら |
![]() |
ジップロックで保存します。 |
冷凍したきゅうりの保存期間は2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。
冷凍しても色が変わらず綺麗な緑がそのまま残せるので嬉しいですね。
冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ
よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。
でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。
フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます
離乳食初期のきゅうりのレシピ
きゅうりのレシピってちょっと難しいのですが、少しだけご紹介したいと思います。同じパターンにならないよう工夫してみました。
※初めての時は、素材の味を知る為にも必ず単品で、またアレルギーの心配があるので離乳食用スプーン1さじのみをあげてください。慣れてきたら、他の食材と混ぜて食べさせてみましょう。
※必要量は記載していません。10gとか20gとか書いているレシピが多いですが、赤ちゃんの食べる量は一人一人違います。自分の子どもの様子を見ながら量を決めて作ってください。
ポテトサラダ(トマト入り)
きゅうりといえば、ぬか漬けとポテサラしか思い浮かばない・・・のでポテサラ風のレシピを考えてみました。これに味付けを少し加えれば大人でも食べえれる立派なポテトサラダの完成です。

きゅうりのペーストとじゃがいもペーストとトマトペーストを混ぜたら完成です
じゃがいもペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
きゅうり豆腐(おだし入り)
きゅうりの相性の良い食材がなかなか見つからず・・きゅうりと豆腐を合わせた料理を作ってみました。

豆腐を茹でてからつぶし、きゅうりペーストと出汁を入れて混ぜたら完成です
全然嫌がらずに食べてくれました。
きゅうりがゆ
とりあえず当たり障りのないレシピですがどうぞ。

10倍がゆに、きゅうりペーストを入れて混ぜたら完成です。
こちらも青臭さが残るにもかかわらず全然嫌がらずに食べてくれました。
きゅうりそうめん
こちらも、どうにかこうにかギリギリ食べられそうなレシピ。

そうめんを粉々にしながら茹でて笊にあげ、水で少し洗います。そこにきゅうりペーストと出汁を入れて混ぜたら完成です。
そうめんは離乳食初期から使えるし、賞味期限もうどんのように気にしなくていいので便利ですよ。
しらすきゅうり
こちらは、きゅうりのナムルを思い出し、塩分を追加したら美味しくなるのではないかと考え作ったレシピです。

きゅうりペーストにしらすペーストを混ぜたら完成です。
きゅうりペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
あとがき
以上、離乳食初期のきゅうりの下処理方法と冷凍保存方法、レシピについて記載しました。
旦那が大嫌いなきゅうりを息子は生後6か月で克服しました。いやー立派です。あと、旦那が「きゅうり食べさせられて可哀想」と息子の前で言いやがったので、ブチギレておきました。
せっかく頑張って食べているのに親が応援してあげなきゃ可哀想でしょ。いちいち喧嘩しているほど暇じゃないのよ!