秋から春にかけて旬を迎えるキャベツは離乳食初期から使うことができます。
赤ちゃんにあげるものなので、芯や硬い所を除いて柔らかい部分を使いましょう。
ビタミンや葉酸など栄養たっぷりで茹でると甘みがあり、他の食材に合わせやすくスープなどにもできるので離乳食作りに重宝する食材。
Contents
1回分のキャベツペーストはレンジで簡単!
1回分だけを使う場合は、レンジで簡単に作ることができます。
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キャベツの芯や硬い部分は取り除いて細かくします。 |
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1回に必要な枚数だけをラップみましょう。レンジで600w1分チンします。 |
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裏ごし器を使ってペースト状にします。お湯を使って伸ばしてもOKです。 |
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柔らかく食べやすいペースト状になったら完成です。 |
私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。
ちなみに、初めは上記の通り手作業で裏ごししましたが、なかなか上手にできず悪戦苦闘しました。
手作業だとどうしても繊維やツブツブした感じが残ってしまうので、片栗粉でとろみ付けをしてあげたりして工夫してください。
カボチャやじゃがいものように簡単にすり潰せないので、ブレンダーを使って一気にペーストした方が簡単です。
多量のキャベツはブレンダーでペーストに。まとめて冷凍保存可能
キャベツはペースト状にして冷凍しておくことが可能です。
先ほども記載した通り、レンジでチンして手作業での裏ごしは本当に面倒で時間もかなりかかったので、まとめてブレンダーでペーストにしてしまいましょう。
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キャベツ4分の1程度の量を茹でます。芯などは取り除いておきましょう。 |
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茹でて柔らかくなったキャベツをブレンダーに入れます。 |
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時々水を加えながらペースト状にします。 |
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冷凍用の保存容器に入れて冷凍します。容器が無い方は離乳食用に1つ購入しておきましょう。 |
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しっかりと凍ったら、 |
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ジップロックに保管して、空いた容器は別の食材の冷凍に使いまわします。 |
冷凍したキャベツの保存期間は2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。
また夏の暑い時期は暖かいまま放置せず、冷水などで冷やしてすぐに冷凍庫に片づけてください。私の地域の離乳食講習では腐敗の原因になると言われました。
冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ
よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。
でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。
フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます
離乳食初期のキャベツのレシピ
先ほど記載した通り、まとめて冷凍ブロックにして保存しておくと、使う時に電子レンジでチンすればすぐに食べることが出来るので離乳食がすぐ作れます。
※初めての時は、素材の味を知る為にも必ず単品で、またアレルギーの心配があるので離乳食用スプーン1さじのみをあげてください。慣れてきたら、他の食材と混ぜて食べさせてみましょう。
※必要量は記載していません。10gとか20gとか書いているレシピが多いですが、赤ちゃんの食べる量は一人一人違います。自分の子どもの様子を見ながら量を決めて作ってください。
キャベツと大根のだし煮
こちらは、冷凍した大根ブロックとキャベツブロックをお皿に入れ、だしを入れてレンジで50秒温めただけなので作成時間はおおよそ1分です。

キャベツペーストに大根ペーストを同量で混ぜ、混合だしを混ぜて温めたら完成です。
大根ペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
キャベツとジャガイモのポトフ風
家の夕食がポトフだった日、家族一緒の同じようなメニューを食べさせたくて作ってみました。

じゃがいものペーストとキャベツのペーストを混ぜて、混合だしで混ぜ合わせたらできあがり ※トッピングににんじんをつけています。彩もキレイですね。
コンソメはまだ使えないですが、おだしを少し足してあげることで味が広がって美味しくなります。
じゃがいもペーストについては、以下の記事が参考になります。
キャベツたっぷりトマトスープ風
キャベツとトマトの相性の良いレシピ。大人のメニューがトマト煮込みの日に、息子にも同じようなメニューを食べてほしくて作ってみました。

キャベツペースト、トマトペースト、たまねぎペーストを混ぜたら完成です。
※冷凍ブロックが無い場合は大人の煮込みから取り分けてブレンダーでペースト状にすると作りやすいです。
ちなみに他食材については以下の記事が参考になります。
あとがき
以上、離乳食初期のキャベツの下処理方法と冷凍保存方法、レシピについて記載しました。
息子が初めてキャベツを食べた時、少し繊維が気になってか吐き出したりしていましたが、2日目からは上手に食べれるようになりました。
特に洋食と相性がいいのでいろんな素材と組み合わせて離乳食を楽しんでくださいね!