1年中、安定してスーパーに並んでいるにんじんは、離乳食初期から使える食材です。
特に皮の近くに栄養があるので薄く皮をむいてペーストにしたものを赤ちゃんにあげます。
また、にんじんは色鮮やかなので目でも楽しむことができますし、いろんなメニューのトッピングにも使えます。
ペースト方法は何種類かありますので、以下参考にしてみてください。
Contents
にんじんの下処理、レンジを使ったペーストの作り方
にんじんペーストは、レンジでチンしてからすり潰す方法と、すりおろしてから温めるという方法があります。
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1つ目の方法は、生のまますりおろして、お湯を入れてレンジで600w1分で温めます。 |
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2つ目の方法は、洗った人参をラップにふわっと包んで、レンジで600w40秒ほど加熱してから |
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裏ごし、もしくはすり鉢などでペースト状にします。 |
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写真くらい綺麗にペーストになったら完成です。 |
レンジで温めてから裏ごしをしてみたのですが、少々時間がかかってしまいました。すりおろしてからレンジを使って温める方が、私的にはやりやすいな~と感じました。
私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。
ブレンダーを使ったにんじんペーストの作り方と冷凍方法
にんじんは、まとめて茹でて、ブレンダーでペーストにしてから冷凍保存すると扱いやすく便利です。離乳食が作りやすく時短になるのでこの方法が一番おススメですよ。
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にんじん細1本を輪切りにして茹でて柔らかくします。 |
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柔らかくなったにんじんを、ブレンダーに入れて |
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滑かになるまでペースト状にします。※湯を加えてもOKです |
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冷凍保存用の容器にペーストを入れて、しっかり蓋をしたら冷凍庫へ。 |
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カチカチに凍ったら、 |
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ジップロックに入れて冷凍庫に入れておきましょう。 |
冷凍したにんじんの保存期間は2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。
使う時は、レンジで600w50秒程度で溶けるのでそのまま使えます。
冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ
よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。
でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。
フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます
離乳食初期のにんじんレシピ
人参は栄養たっぷり、お値段も安いし、何より大人のメニューでよく使うので『大人のついで』ができる便利な食材です。
※初めての時は、素材の味を知る為にも必ず単品で、またアレルギーの心配があるので離乳食用スプーン1さじのみをあげてください。慣れてきたら、他の食材と混ぜて食べさせてみましょう。
※必要量は記載していません。10gとか20gとか書いているレシピが多いですが、赤ちゃんの食べる量は一人一人違います。自分の子どもの様子を見ながら量を決めて作ってください。
10倍がゆとにんじん
単体のにんじんに慣れてきたころに、作りました。

10倍がゆを作り、にんじんペーストを混ぜたら出来上がり。昆布だしや混合だしを入れてあげてもいいですね
にんじん大根(だし入り)
こちらは、息子が嘔吐して少し休憩した後に食べさせたレシピ。離乳食を初めて日が浅い赤ちゃんにもおすすめです。

大根ペーストと、にんじんペーストを混ぜて、昆布だしを入れたらできあがり
離乳食開始して2ヵ月目に嘔吐したので、大事をとって離乳食は3日間休憩しましたが、しっかり食べてくれてほっとしました。
だいこんペーストは以下の記事が参考になります。
にんじんにゅうめん
そうめんも、離乳食初期から使うことができます。

鍋に湯を沸騰させ、そうめんを細かく砕いて茹でて水洗いします。そこへ、にんじんペーストと混合だしを混ぜたらできあがり
そうめんは、離乳食開始して1ヵ月頃から使うことができると離乳食講習で教わりました。また塩分があるので水洗いすることが大切です。一度出汁で茹でるという荒業をした結果、塩分が強くなりすぎました。
豆腐にんじん(だし入り)
いろどりが素敵な一品で、食べやすいレシピです。

豆腐ペーストに混合だしを入れて、にんじんペーストをのせたらできあがり
私はいつも家族の味噌汁を作る際に、混合だしに入れた味噌汁用の豆腐を、だしと一緒にそのまま息子用に取り出して使っています。ラクですよ~。
にんじんと白菜の卵入りおかゆ
卵の練習用に息子の好きなものを合わせてつくりました。

固めのしっかり茹でたゆで卵を作りましょう。10倍がゆに白菜ペーストやにんじんペーストを入れ、これに茹で卵の黄身の部分を少量入れて混ぜ合わせたら完成。
※私の市町村の離乳食講習では、離乳食に慣れたころから卵の黄身を耳かき1さじづつから食べさせるようにとの指導がありました。この時期に白身は食べさせません。ちなみに私は耳かき1さじからスプーン1杯くらいは食べさせていました。
シチュー風
家族一緒のメニューを食べてもらうために、私たちがシチューの日に『シチュー風の離乳食』を作りました。

シチューの材料(じゃがいも、にんじん、たまねぎ)をペースト状にしてから、粉ミルクを入れて湯で混ぜたら完成です。
コンソメなどの調味料は使えないけど、野菜の甘みやだしが出ておいしいです。
たまねぎペーストについては以下の記事が参考になります。
にんじんと大根の洋風スープ
和食に使うことが多い大根も、時には洋風に変化します。こちらはにんじんと大根でミルクスープを作ってみました。

にんじんペーストと大根ペーストを混ぜて、粉ミルクを入れてお湯を入れて混ぜたら完成です。
あとがき
以上、離乳食初期のにんじんの下処理方法と冷凍保存方法、レシピについて記載しました。
離乳食を初めて2週目くらいからにんじんを食べさせたのですが、最初は全然食べてくれませんでした。今でも単品は嫌がります。私も主人も嫌いなので仕方ないのかな。
他の食材と増せると美味しそうに食べてくれるので、食べることに慣れてることを重点において離乳食をすすめています。