秋が旬のかぼちゃは、夏から冬にかけてよくスーパーで売り出されています。
甘くておいしい素朴な味で、すぐにペースト状に処理できる優秀な食材で、離乳食初期の時期から食べさせることができます。
私は、10倍がゆの次に息子に食べさせたのがかぼちゃでした。
最初なので水で溶かしてサラサラ状態にしてあげたのですが、息子は『なんだこれ?』みたいな表情をしつつも、すぐに味が分かったからか美味しそうに食べてくれましたよ。
最初のスタートにおすすめです。
Contents
かぼちゃの下ごしらえ、レンジを使ったペーストの作り方。
しっかりと種を取り、皮を取りましょう。
大人が食べる時は皮も一緒に煮たりサラダにしたりしますが、赤ちゃんなので中身だけ食べさせます。
赤ちゃん用に1回分だけを作る場合は以下の手順で作ります。余ったかぼちゃは大人が食べたりする時はこの方法がベストです
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かぼちゃの皮を剥き、1回分を耐熱皿に乗せてラップします |
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600wで1分加熱すると、柔らかくなります |
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すり鉢で丁寧にすり潰すか、 |
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そのままラップに入れて指で押してすり潰してもOKです。 |
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なめらかになったら完成です。 |
粘りが強くて赤ちゃんが食べ辛そうにしていたら、お湯を入れて調節してください。
私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。
かぼちゃをブレンダーでペーストにして冷凍保存する方法
かぼちゃは冷凍保存が可能です。
茹でてから冷凍すると、ボソボソした食感になり美味しくないので、レンジで加熱してペースト状にしてから冷凍しましょう。
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かぼちゃの皮はそのままで耐熱皿に乗せてラップし、右図の程度の量の場合は600wで2分30秒レンジでチンします。 |
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レンジでチンしたかぼちゃの皮をスルとむいて、ブレンダーに入れます。 |
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綺麗なペースト状になるまでブレンダーを回します。時々湯を入れて伸ばしてもOKです。 |
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かぼちゃペーストを、冷凍保管用の容器に入れます。雑菌を防ぐ為にしっかり密閉して冷凍します。 |
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冷凍が完了したら1個づつ出して使ってもいいし、 |
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容器から出して、ジップロックなどに保管すると使う時に出しやすくて便利。 |
冷凍したかぼちゃの保存期間は、2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は、1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。
冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ
よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。
でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。
フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます
離乳食初期のかぼちゃのレシピ
かぼちゃは甘くておいしいし、ペーストにしやすく和食や洋食にもなる優秀な野菜なので、いろんな食材と組み合わせることが可能です。
※初めての時は、素材の味を知る為にも必ず単品で、またアレルギーの心配があるので離乳食用スプーン1さじのみをあげてください。慣れてきたら、他の食材と混ぜて食べさせてみましょう。
※必要量は記載していません。10gとか20gとか書いているレシピが多いですが、赤ちゃんの食べる量は一人一人違います。自分の子どもの様子を見ながら量を決めて作ってください。
かぼちゃとミルクのスープ風
私たち用に生クリームでかぼちゃスープを作った日だったので、息子も同じメニューを食べさせたいなと思って粉ミルクを使ってスープにしてみました。

ペースト状にした適量のかぼちゃに、粉ミルク小さじ1程度入れて湯で溶かしたら完成です。
粉ミルクがいっぱい残っていたりして早く消費したい方にもおすすめです。
※離乳食開始して1ヵ月以上がたっていれば、牛乳も少量であれば使うことが可能ですが、アレルギーの心配があるので慎重に飲ませる必要があります。
かぼちゃとじゃがいも
こちらは、素材の味を生かした美味しくて食べやすいレシピです。

かぼちゃペーストに、じゃがいもペーストを混ぜたら完成です
離乳食に慣れてくると上記写真のように水分が少なくても、食べられるようになってきますよ。
じゃがいもペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
カボチャのオニオンスープ
かぼちゃとたまねぎの黄金の味!私も試食しましたが、味付けしていなくても甘みたっぷりで美味しかったです。

カボチャペーストに玉ねぎペーストを混ぜて温めます。トッピングに人参やほうれん草をのせてもOKですね。ドロドロ感が残る場合はお湯を少し足してあげてください。
たまねぎペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
かぼちゃパンがゆ
久しぶりに朝食で食パンだった日に、息子もパンメニューにしてみました。

食パンを細かくちぎった中に湯を入れて、すり鉢ですってペースト状にします。ここにかぼちゃペーストを入れて混ぜて、レンジで温めれば完成です
あとがき
以上、かぼちゃの下処理方法と冷凍保存方法とレシピについて記載しました。
かぼちゃは本当に扱いやすくて重宝しました。そのままでも十分おいしいですしね♪
息子は離乳食を始めた生後5ヵ月の時期がちょうど10月で旬だったので何度も使っています。栄養もたっぷりで息子も美味しそうに食べてくれていましたよ。