冬に旬を迎える小松菜は、離乳食初期から使える野菜です。
赤ちゃんに使えるのは葉の部分だけですが、残りの部分は大人がお浸しにしたりスープにしたりと普段の料理に使えるのが嬉しい点。
ペースト状にするのが難しいですが、いろんな食材と合わせて上手に作れば赤ちゃんも喜んで食べてくれますよ。
Contents
小松菜の下ごしらえ、レンジの使い方
小松菜はレンジでチンしてからすり潰す方法と、沸騰したお湯で茹でてから処理する方法の2パターンがあります。
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洗った2枚程度の葉を、ラップでふわっと包んでレンジ600wで40秒加熱します。 |
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しっかりフヤフヤ状態になったら |
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包丁で細かく刻みましょう。 |
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すりおろし器ですり潰すか、裏ごし器で裏ごしします。 |
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ペースト状になったら完成です。 |
包丁で一度刻むことで、すり潰す作業が時短になります。この作業をしていないと、なかなか細かくならずに時間だけを使ってしまうので注意してください。
私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。
小松菜はブレンダーでペーストを作り、冷凍保存しておこう
小松菜はまとめて茹でて、ブレンダーでペースト状にして冷凍保存しておくことが可能です。この方法を使うと離乳食作りが簡単になるのでおすすめです。
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小松菜の葉だけを茹でます。 |
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茹でた小松菜をブレンダーに入れてペースト状にします。少し湯を足してもOK。 |
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ペースト状になった小松菜を、冷凍保存容器に入れます。 |
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雑菌予防のためにも、しっかり蓋をして冷凍保存しましょう。 |
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冷凍ブロックができたら、ジップロックに移し替えて保存しておくと良いでしょう。 |
冷凍した小松菜の保存期間は2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。
冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ
よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。
でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。
フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます
離乳食初期の小松菜レシピ
小松菜は和食が美味しいので、混合だしが大活躍しますよ。
※初めての時は、素材の味を知る為にも必ず単品で、またアレルギーの心配があるので離乳食用スプーン1さじのみをあげてください。慣れてきたら、他の食材と混ぜて食べさせてみましょう。
※必要量は記載していません。10gとか20gとか書いているレシピが多いですが、赤ちゃんの食べる量は一人一人違います。自分の子どもの様子を見ながら量を決めて作ってください。
小松菜ぞうすい(だし入り)
The和食!なレシピを作ってみました。

おかゆに小松菜ペーストを混ぜ入れ、混合だしを入れて温めたら完成です。
混合だしだけでもとっても美味しい一品。卵を食べる練習が済んでいれば、少し混ぜてあげるだけで本格的な雑炊に早変わりします。
小松菜にゅうめん
こちらも、The和食!なレシピです。

そうめんを細かく砕いて茹でて水洗いします。混合だしに茹でたそうめんと小松菜を入れて煮たら完成です。
※そうめんは、離乳食開始して1ヵ月目くらいから使えます。塩分が強い為必ず水洗いしてください。
※私は追加で白菜も少し入れたので、野菜の出汁も出ています。
小松菜と豆腐(だし入り)
またまたThe和食!なレシピ。小松菜はだしと相性が良いのでどうしても和風になってしまいます。
だからといって、かぼちゃと小松菜を合わせたりしたくないですしね。(っていうレシピを見かけたので、ありえないでしょ!とツッコミいれちゃいましたよ)

豆腐ペーストと小松菜ペーストを混ぜて、混合だしを入れて混ぜたら完成です。
私は、お味噌汁を作る途中に、豆腐とだしを離乳食の分だけ取りだして使っています。ラクですよ~。
あとがき
以上、離乳食初期の小松菜の下処理方法と冷凍保存方法、レシピについて記載しました。
小松菜を食べると、ペーストにしきれなかった葉が翌日そのまま出てきちゃうので少し心配しましたが、問題はないようです。
栄養もたっぷりな小松菜。体を強くする為にも旬である冬は特にいっぱい食べさせてあげたいですね。