離乳食初期から使えるなすび。少し苦みがあるので離乳食に慣れた1ヶ月後くらいから食べさせます。
茹でれば食べやすい食感なので、比較的スムーズにごっくんできます。
ただ、応用レシピが少ないので毎回同じレシピになってしまうのが難点でした。私の場合、なすは『焼きなす』『味噌汁に入れる』『ぬか漬け』くらいしか思い浮かばない・・ので他の食材との組み合わせを考えるのに苦労しました。
Contents
なすの下処理方法、ペーストの作り方
まず初めに、なすをどのようにしてペースト状にするか写真付きでご紹介します。
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集めに皮をむいて、輪切りにしてから、水に10分つけてあく抜きをします。 |
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あく抜きをしてから茹でましょう。 |
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すりつぶし器を使ってペースト状にします。簡単につぶせると思います。 |
上記では茹でてからつぶしましたが、電子レンジを使っても可能です。
レンジを使用する場合は、ラップに包んで600w1分~2分程度温めます。ただし、時間の調節が難しく食感が悪くなるので、レンジはおすすめできません。
私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。
なすをまとめてブレンダーでペーストにして冷凍保存する方法
なすは、ペースト状にしてから冷凍保存しておくことが出来ます。処理が少々面倒なのでこの方法を使用すると離乳食作りが時短になりますよ。
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皮をむいて茹でたなすをブレンダーに入れます。 |
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水分が多いので一瞬でペースト状になります。 |
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冷凍保存容器に入れて、臭い移りを防止するためにもしっかり蓋をして冷凍庫で凍らせます。 |
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しっかり凍ったら |
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ジップロックに入れて保管します。 |
冷凍したなすの保存期間は2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。
冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ
よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。
でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。
フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます
離乳食初期のなすのレシピ
離乳食初期のなすのレシピを頑張って考えてみました。バリエーションが少ないですがどうぞ
※初めての時は、素材の味を知る為にも必ず単品で、またアレルギーの心配があるので離乳食用スプーン1さじのみをあげてください。慣れてきたら、他の食材と混ぜて食べさせてみましょう。
※必要量は記載していません。10gとか20gとか書いているレシピが多いですが、赤ちゃんの食べる量は一人一人違います。自分の子どもの様子を見ながら量を決めて作ってください。
なすがゆ
なす単体に慣れたらまずはおかゆと混ぜてみましょう。

10倍がゆになすペーストを入れたら完成です。
※慣れてきたら卵を入れたりしてもいいですね。
なすにゅうめん
お出汁となすの相性が良いレシピ。

そうめんを砕いて茹で、水で洗います。だし汁を作りなすペーストとそうめんを入れて混ぜたら完成です。
※そうめんは離乳食初期から使えますが、塩分があるので必ず水洗いしてください。
なすとしらす
意外と美味しいこの組み合わせ。

なすペーストと、しらすペースト、トマトペーストを混ぜたら完成です
※しらすペーストとトマトペーストの作り方は以下の記事を参考にしてください。
なすと豆腐(だし入り)
滑かな豆腐と、食べやすいなすを合わせてみました。

なすペーストと豆腐を混ぜて、出汁を注いだら完成です
なすとトマトのパスタもどき
なかなかイケル!我が家がトマトとなすのパスタの日に息子にも同じようなものを食べてほしくて作ったレシピ。

そうめんを砕いて茹で、水で洗います。なすとトマトで和えたら完成です。
ほうれん草となすのだし煮
野菜ずくしの煮物風レシピ

ほうれん草ペーストとなすペーストを混ぜて、だし汁を注いで温めたら完成です。
ほうれん草ペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
あとがき
以上、離乳食初期のなすびの下処理方法と冷凍保存方法、レシピについて記載しました。
最初は嫌がるのではないか?と心配していましたが、ちょうど離乳食にも慣れてきた6か月後半から食べさせたので難なくクリアしました。
グニュっとした食感が他にはないですが、赤ちゃんは食べやすいかもしれませんね。