じゃがいもの離乳食初期レシピや冷凍方法、ブレンダーやレンジの使い方

秋から春にかけて旬を迎えるじゃがいもは、離乳食初期から使えます。

お値段も安く手に入り、ペースト状にもしやすく赤ちゃんも食べやすいとても使いやすい食材です。

免疫力がアップするビタミンCが多く含まれており、加熱しても失われにくい特徴を持っているので、積極的にたべさせてあげたいですね。

注意することは、しっかり皮をむくこと、そして緑色や芽の部分は有毒物があるので大きくえぐるように取り除きましょう。

じゃがいもペーストの作り方~簡単レンジでOK

1回分を調理する場合はレンジですぐに作ることができます。

レンジでチンしたじゃがいも 必要な量だけを耐熱皿に入れラップをして、レンジでおおよそ500wで1分加熱します。
じゃがいもの裏ごし 丁寧にすり潰して裏ごししましょう。
ペースト状のじゃがいも 単体だとボソボソ感が残るので、湯を混ぜて綺麗に裏ごしすると食べやすくなります。
離乳食作りに必要な、『すりおろし器』『裏ごし器』『すりつぶし器』などの道具を買いそろえておきましょう。

私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。

じゃがいもはブレンダーを使ってペースト状にして冷凍保存しよう

じゃがいもはそのまま冷凍するとスカスカになってしまいます。以前シチューを冷凍したのですが、ジャガイモだけ不味くて食べられませんでした。

これを解消するには、全てペースト状にしてから冷凍します。この方法により長期での冷凍保存が可能です。

また、一気にペースト状にできるブレンダーを使うと時短になるのでおススメです。

鍋で茹でているじゃがいも じゃがいもを茹でます。だいたい2個分くらいが冷凍保存して使いきれる適度な量です。
ブレンダーに入ったじゃがいも 茹でたじゃがいもをブレンダーに入れて、
ミキサーでペースト状になったじゃがいも なめらかになるまでブレンダーを回します。時々湯を入れても伸ばしてもOKです。
離乳食用に冷凍ケースに入れたじゃがいも 冷凍保存容器に入れ、しっかり蓋をしてから冷凍します。
離乳食初期用に冷凍ブロックされたじゃがいも よく凍ったら、パカッと取り外して、
ジップロックに保存した冷凍ブロックのじゃがいも ジップロックに入れて保管し、使う時に1個づつ取り出します。

冷凍する場合は、必ずペーストにしてから行うことを覚えておいてください。

なお、冷凍したじゃがいもの保存期間は、2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。

 

冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ

よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。

でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。

 

フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます

離乳食初期のじゃがいもレシピ

じゃがいもは主食になるので、おかゆや素麺やうどんなど他の主食とは別に食べさせてあげましょう。

和食にも洋食でもいけるので、様々な食材と相性が良いです。

※初めての時は、素材の味を知る為にも必ず単品で、またアレルギーの心配があるので離乳食用スプーン1さじのみをあげてください。慣れてきたら、他の食材と混ぜて食べさせてみましょう。

※必要量は記載していません。10gとか20gとか書いているレシピが多いですが、赤ちゃんの食べる量は一人一人違います。自分の子どもの様子を見ながら量を決めて作ってください。

じゃがいもミルク

じゃがいもを食べ辛そうにしている赤ちゃん向けの初心者レシピです。

離乳食初期のじゃがいもミルク

じゃがいもペーストに、粉ミルクを加えて湯を足したら完成

息子の場合は食感が苦手だったようなので、最初は粉ミルクと湯で溶いたものをあげていました。

じゃがいもとかぼちゃのペースト

こちらは素材の味を生かした少し慣れてきた赤ちゃん向けのレシピ

離乳食初期のかぼちゃとじゃがいも

かぼちゃのペーストと、じゃがいもペーストを混ぜただけ。もちろん味付けはせず、素材の甘さを楽しんでもらいましょう。

かぼちゃペーストの作り方は以下の記事が参考になります。

かぼちゃの離乳食初期レシピと冷凍方法とブレンダーやレンジの使い方

2016.11.17

じゃがいもとキャベツのポトフ風

我が家でポトフをした日に、家族一緒の同じようなメニューを食べてほしくて作りました。

離乳食初期のじゃがいもとキャベツのポトフ風

じゃがいものペーストとキャベツのペーストを混ぜます。そこに混合だしを入れたらできあがり ※トッピングに人参をつけました。

コンソメはまだ使えないですが、おだしを少し足してあげることで味が広がって美味しくなります。

キャベツペーストについては、以下の記事が参考になります。

キャベツの離乳食初期レシピや冷凍方法、ブレンダーやレンジの使い方

2016.11.21

じゃがいもたっぷりシチュー風スープ

こちらも、家族一緒のメニューを食べてほしくて、シチューの日にシチューっぽい離乳食を作りました。

離乳食初期のシチュー風レシピ

シチューの材料(じゃがいも、にんじん、たまねぎ)をペースト状にして混ぜ合わせます。粉ミルクを入れて湯で混ぜたら完成。

コンソメやバターや塩コショウも使えないけど、素材の甘みや野菜のだしが出ておいしいです。

たまねぎペーストについては以下の記事が参考になります。

離乳食初期の玉ねぎレシピや冷凍保存、レンジやブレンダーの使い方

2016.11.21

ポテトサラダ(トマト入り)

美味しく頂ける組み合わせのレシピを考えてみました。これにマヨネーズや塩コショウなどを少し加えれば大人でも食べえれる立派なポテトサラダの完成です。

離乳食初期のポテトサラダ

じゃがいもペーストときゅうりのペーストにトマトペーストを混ぜたら完成です。ポテサラ風ですが、もちろん味付けは無しですよ。

トマトペーストの作り方は以下の記事が参考になります。

トマトの離乳食初期レシピと冷凍、ブレンダーやレンジの使い方

2016.11.23

じゃがコーン

コーンとじゃがいもの黄金レシピ。コーンの食べ辛い繊維がじゃがいもと合わせることにより食べやすくなります。

離乳食初期のコーンじゃがいも

じゃがいもペーストとコーンペーストを混ぜたら完成です。

コーンペーストは以下の記事が参考になります。

離乳食初期のコーン缶・とうもろこしのレシピと冷凍、ブレンダーやレンジの使い方

2016.11.25

あとがき

以上、じゃがいもの下処理方法と冷凍保存方法、レシピについて記載しました。

じゃがいもは、ボソボソ感が残るので湯やだしやミルクで溶いてあげると、赤ちゃんもよく食べてくれます。

息子はミルクで溶いたものはよく食べてくれました。