離乳食初期から使えるトマト。
大きなトマトは酸味が強いので、プチトマトやフルーツトマトなどの甘みの強いトマトが離乳食には向いています。
安くてすぐに手に入る食材ですが、皮をむいて出来るだけ種も取るという手間が面倒です。
本記事では、トマトの下処理方法や、離乳食用のレシピなどをまとめてご紹介したいと思います。
Contents
トマトの下処理方法。レンジの使い方
まずは新鮮なトマトを用意しましょう。冒頭でも記載しましたが甘みの強いプチトマトがおすすめです。
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ヘタを取り、ヘタの反対側に包丁で十字に切り目を入れてください。 |
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耐熱容器に入れて電子レンジで600w50秒ほどチンします。 |
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少し冷ましてから、ズルっと皮を剝きましょう。 |
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半分に切って中の種を取ります。 |
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すりつぶし器を使ってキレイにつぶすか、 |
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裏ごし器を使ってキレイにペースト状にします。 |
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左の写真のようにきれいにペーストになったら完成です。 |
レンジを使って加熱することにより、皮は剥きやすくなります。また離乳食時期なので生ではなく加熱したものを食べさせます。
トマトは、大量に茹でて皮をむき、ペーストを冷凍保存する方法が一番時短になるので、その処理方法を次にご紹介します。
私が使っている道具はこちら。レンジでおかゆも作れるし全ての道具が揃っていて使いやすいです。
ブレンダーでトマトをまとめてペーストにして冷凍保存する方法
トマトは冷凍保存することが出来ます。皮を簡単に剥く方法は様々ですが、私は以下の方法が一番手際よくできたのでご紹介します。
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トマトのヘタを取り、ヘタが付いていた反対側に十字の切り目を入れます。 |
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沸騰した湯で40秒ほど温めます。※右図の量の場合です |
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水にさらして皮をつるっと剥きます。ストレスなく綺麗に取ることができます。 |
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包丁で半分にカットして、中の種や緑の部分を取り除きます。 |
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まとめてブレンダーに入れます。 |
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一気にペースト状になります。 |
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冷凍用の保存容器に入れて冷凍庫で保管します。 |
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綺麗に凍ったら、 |
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ジップロックに入れて保管しておきましょう。 |
冷凍したトマトの保存期間は2週間を目安にしてください。大人が食べる場合は1ヵ月以上は持ちますが、赤ちゃん用なので早めに食べさせてあげましょう。
種取りについてですが、私は2回目の冷凍からは種を取らずに息子に食べさせています。特にお腹を壊すこともなく機嫌よく食べてくれています。
冷凍用の容器は、私が使っているこちらの商品がおすすめ
よくある100円などの製氷皿はペースト状の食材が入れ辛く、1個だけ取り出そうとしても全部取れたりします。また何度も使っていると劣化して割れたりしました。
でもこの容器はペーストをザーっと流し込んで蓋をするだけ、しかも頑丈に作られていて使い勝手が非常に良いのです。
フードプロセッサーもあると、離乳食がすぐに作れるので便利。こちらは強くて早くてヘラ付きなのでペースト状の食材も綺麗に取り出せます
離乳食初期のトマトのレシピ
息子は、酸味の強いトマトは苦手でしたが、プチトマトはかろうじて嫌がらずによく食べていました。
出来るだけいろんな食材と混ぜると食べやすくなります。
大人もびっくりの美味しさ、にゅう麺
最初に、このメニューを紹介するか迷ったのですが、ものすごく美味しいのでおススメです。

そうめんを細かく砕いて茹でて少し水にさらします。混合だしを作り、ゆでたそうめんと、ほうれん草ペーストとトマトペーストを入れたら完成
このレシピは離乳食講習で教わったのですが、週2で作るほどの鉄板メニューとなりました。トマトの酸味と出汁が上手く絡み合って非常に美味しいです。
ポテトサラダ(トマト入り)
美味しく頂ける組み合わせのレシピを考えてみました。これに味付けを少し加えれば大人でも食べえれる立派なポテトサラダの完成です。

じゃがいもペーストときゅうりのペーストにトマトペーストを混ぜたら完成です
じゃがいもペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
トマトスープ風
トマトといえばスープでしょう!ということで大人のメニューがトマト煮込みの日に、息子にも同じようなメニューを食べてほしくて作ってみました。

キャベツペースト、玉ねぎペースト、トマトペーストを混ぜたら完成です
キャベツと玉ねぎのペーストの作り方は以下の記事が参考になります。
たまねぎのトマトのせ
こちらは洋風のレシピ。たまねぎの甘みにトマトの酸味を足した黄金の味です。

たまねぎペーストの上に、トマトペーストをのせたら完成です。
息子は、トマトやリンゴなどの酸っぱいものが苦手であまり食べてくれないのですが、玉ねぎなどと混ぜるとなんとか少しは食べてくれます。
トマトと鯛のリゾット風(だし入り)
こちらも酸味と出汁が合わさってとっても美味しくなります。トマトと出汁は意外と相性がいいのは離乳食作りをして新発見でした。

鯛ペーストに出汁を入れて、トマトペーストを入れたらできあがり。
あとがき
以上、離乳食初期のトマトの下処理方法と冷凍保存方法、レシピについて記載しました。
離乳食初期はトマト単体はあまり食べてくれなくて、様々な食材と混ぜ合わせたりしながら息子が食べれるよう工夫してみました。
その後の追記ですが、離乳食中期になるとトマトの酸味に慣れたようでバクバク食べるようになりました。今食べなくても焦る必要はないんだなと実感しました。